積み木開発で開発期間を30%短縮!サロン向け電子カルテの開発
株式会社岡本商会


株式会社岡本商会


株式会社岡本商会の代表取締役 岡本 憲治様にお話を伺いました。
サロン向け電子カルテサービス「フリーカルテ」岡本様:弊社は創業75周年であり、お客様に喜んでもらえるような企画を考えていました。景品を渡したりといった企画も考えましたが、その場限りの取り組みではなく「長くに渡ってお客様に喜んでもらえるものを」という思いがあり、サロン向けの電子カルテを提供することにしました。
今回の電子カルテは、サロンで普段システムにあまり触れない人向けに提供するものです。従って、なるべく簡単で使いやすいものを追求し、喜んでもらえる事を目指しました。
岡本様:普段からネットサーフィンが趣味で、取引先のうち自らネットで探した会社が10社ほどあります。調べていく過程でディジョンさんのWebサイトでシステム開発のサービスページを見て、価格帯や実績ページを確認し、ここなら安心して依頼できるのではないかと思い、問い合わせフォームから連絡を入れました。
岡本様:電子カルテを依頼するにあたって、4社から提案を受けていました。ディジョンさんの決め手は、「積み木開発によって効率的に開発できること」と「聞く力があり要望を詳しく理解してくれること」でした。 今回の電子カルテは少し納期が短いということもあり、積み木開発によって短い期間で作り上げることができることは、重要な決め手になりました。またサロン向けにシンプルに作るため、細かいやり取りを繰り返す必要があり、その意味で質問力があって要望をしっかりと理解してくれることも重要でした。 社長やプロジェクトマネージャーの伊藤さんが若く、話していて柔軟に対応できるのではないかと思ったことも理由のひとつです。また実際にディジョンさんの事務所へ伺った際に、オフィスで皆さんが働いている姿を見て、立派な会社で信頼できると思ったことも選んだ決め手になりました。

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岡本様:特にありませんでした。実際に山﨑社長にも何度も直接会ってましたし、プロジェクトマネージャーの伊藤さんともディジョンさんのオフィスで話して、安心して進めることができました。
岡本様:そうですね。弊社のお客様はサロンの方がメインであり、日頃の業務でシステムに馴染みがある訳ではないことが多いです。電子カルテの簡単さ・使いやすさの部分は特に力を入れました。 来店後にアフターメールを送信する機能があるのですが、テンプレートの文面を用意して文章作成の手間を削減する、アフターメールの送信時期はシステム側で用意した中から選ぶだけにする、など、様々な工夫をして離脱する可能性を消していくような要件定義・設計をしていきました。 また特に今回は諸々の都合があり短い期間の中で作り上げる必要がありました。そこを「積み木開発」によって2ヶ月短縮して作れたのは良かったです。
岡本様:元々あった印象通りで、聞く力・質問する力があるなという印象ですね。システムの要望を伝える際に言い方や伝え方でニュアンスが変わるような部分はかなり多くあります。特にプロジェクトマネージャーの伊藤さんはそのニュアンスで変わる部分を明確化して、仕様として落とし込む力があり、安心して要望を伝えることができました。

岡本様:リリースから1ヶ月で現在は200店舗ほどのユーザーがいます。継続的に導入を増やすための取り組みを続けており、現在は早期での1000店舗導入を目指しています。
岡本様:電子カルテは先ほどの通り1000店舗導入を目指して営業を続けます。ディジョンさんには1000店舗導入後の機能拡張について話を続けています。今後は特に生成AIを絡めて、サロンの方がより簡単に電子カルテを使えるようにする仕組みを作っていこうと考えています。 また、現在は社内のシステムの入れ替えの時期が来ていることもあり、今後はディジョンさんには社内の業務システム周りについてもいろいろと話をしていきます。 この度は貴重な創業75周年のプロジェクトに携わらせて頂き、ありがとうございます。電子カルテのグロースや業務システム周りで引き続きご支援を続けられるよう尽力いたします。インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
今後とも柔軟な対応で良いシステムをご提供できるよう尽力いたします。インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

今回の岡本商会様の電子カルテ開発プロジェクトは非常にタイトなスケジュールでの進行でしたが、わずか4ヶ月でシステムを完成させることができたのには、3つの要因が大きかったと感じています。
一つ目は、Digeonの開発方式として作り上げた「積み木開発」です。積み木開発とは、既存のモジュールやコンポーネントを組み合わせて開発を進める手法で、これにより開発期間の短縮と品質の確保を両立しています。
二つ目は、積み木開発を使いこなすことであらゆる工程を素早く実行できるチームメンバーの存在です。共に積み木開発を成長させてきたメンバーだからこそ、その開発手法の効果を最大限に引き出すことができました。
そして最後に、上記の二つに加えてさらに大きな効果を生んだのは、お客様との密なコミュニケーションでした。サロンスタッフの皆様が日常的にシステムを使い慣れていないことを念頭に置き、直感的で使いやすいユーザーインターフェースを実現するために、何度も試行錯誤を重ねました。 中でも印象深いのは、システムが一度完成した時点で私が岡本商会本社にお伺いし、岡本社長含む社員メンバー4名の方と4時間もの間システムを触り続ける検収会を行ったことです。システムが出来上がり、それを触って初めて気づく部分はどうしてもありますので、残りの期間の中で少しでもUXを高めるための案を絞り出し、改善を重ねました。 そのように要望の一つひとつに真摯に向き合い、妥協せずに最適な解決策を追求することで、本当に価値のあるシステムを提供できたと感じています。
これからも生成AIの活用や新機能の追加を通じて、電子カルテを進化させていく予定です。お客様のビジネスの成功に貢献できるよう、情熱と技術を持って全力で取り組んでまいります。





